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2020.1.22 HPを開設しました
2021.2.24 最新著作
光井渉『日本の歴史的建造物 -社寺・城郭・近代建築の保存と活用』の
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研究室について
建築理論第一研究室(光井渉研究室)では、建築に関する理論的・歴史的な研究を行っています。研究成果は個人の思索が生み出すものですから、光井研究室の研究室活動は、個人研究の相互批評を中心とする月2回程度のゼミを中心としたものになります。
研究テーマの選択は全く自由ですが、具体的なテキスト(建築物・都市集落・図像・文書など)に基づく論理的な内容となることを求めます。またゼミ以外に研究室主催のフィールド調査を常時行っていますので、そこでは建築物を観察記録し、その情報を整理するスキルを習得してください。この研究室調査は任意参加で、年間で3〜4回程度実施しています。
研究室活動一覧
・浅草寺橋本薬師堂調査(委託研究、2019年) ・勝興寺境内の文化財的価値に関する調査(委託研究、2017〜2019年) ・名勝庭園内に所在する歴史的建造物の保存活用に関する基礎的研究 ・大前神社社殿調査(委託研究、2014〜2015年) ・浅草寺伝法院建造物調査(委託研究、2013年) ・三越本店本館調査(委託研究、2009〜2015年) ・方丈建築の空間構成に関する研究(科学研究費、2009〜2012年) ・初期書院造の空間構成に関する研究(科学研究費、2005〜2008年)
(科学研究費、2019〜実施中)
報告書:『勝興寺境内の文化財的価値に関する調査研究報告書』
(勝興寺文化財保存活用事業団委託研究、2019年)
(科学研究費、2014〜2018年)
報告書:『大前神社社殿調査報告書』(大前神社、2017年)
報告書:『国指定名勝「伝法院庭園」内の歴史的建造物に関する調査研究報告書』
(金龍山浅草寺、2013年)
報告書:『三越日本橋本店本館 調査報告書』
(三越日本橋本店本館調査検討会、2015年)
報告書:『方丈建築の空間構成に関する研究』
(科学研究費補助金報告書、2014年)
報告書:『初期書院造の空間構成に関する研究』
(科学研究費補助金報告書、2009年)
2019年 小柏 典華 『滋賀院における寺院運営組織と空間構成の歴史的研究』
2015年 大井 隆弘 『吉田五十八の住宅作品に関する研究
−その変容過程と日本近代住宅史における意義−』
2012年 野村 正晴 『日本近代における事務所建築と都市開発手法に関する研究
ー三菱財閥の丸ノ内地区開発手法を中心としてー』
-銀座の街路空間を対象として-』 2021年 原田 栞 『「氏子かり帳」に記録される木地師の時空間』
山本 瑠以 『寺院建築の架構における意匠的操作』
2019年 樽澤眞里子 『借景庭園における視点場と借景対象の構図
-不可視・園外・敷地境界線に着目して-』
2019年 吉川 初月 『江戸東京における出開帳と都市空間・境内空間』
2018年 楢林 蓉奈 『「全国商店街名鑑」から東京を読み解く』
2018年 村上 藍 『奥村まこと(1930-2016)の生涯とその設計』
2016年 川島 千鶴 『戦後の都道府県庁舎に関する研究』
2016年 馬場麻里奈 『商工地図を通してみる銀座の性格
-業種・街路・店舗空間に着目して-』
2014年 辻 槙一郎 『近代における能楽堂の成立過程』
2013年 奥村江里子 『江戸の巡礼空間とその都市的性格』
2013年 伍藤留理子 『1960~90年代の日本におけるホテル共用部のデザイン』
2012年 萩原 裕加 『満州国で選択された建築様式と都市景観』
2011年 大迫 公生 『茶室天井考』
2011年 岩澤佐和子 『鈴木信太郎旧居からよむ昭和の家づくり』
2011年 高村 光平 『水田の所有形態からみる農村集落の変容』
2010年 大井 隆弘 『吉田五十八の住宅作品にみる線的部材とその意味に関する研究』
2010年 齋藤 雄介 『「『家』の履歴書」にみる転居パターンと土地のイメージに
関する研究』
2009年 野村 正晴 『日本近代における財閥の経営合理化にみる都市開発手法と
建築計画の近代化』
2008年 樫村 芙実 『建築設計競技にみる日本的表現の変遷』
2007年 宮澤 明子 『電柱広告から読み解く都市空間』
2007年 小野 光則 『陸軍施設の展開からみた近代都市東京の形成過程』
2006年 尾田のぞみ 『住宅建築のイメージ形成に関する考察』
2005年 俵 聡子 『幕末の地図にみる都市空間の表記に関する研究』
2005年 柏原 寛 『近世社会制度と宿駅集落の建築』
2004年 木村 顕 『書院造の内部空間に関する研究』
「能楽師を運営主体とする近代能楽専用施設における観覧領域の形成過程」,
『建築史学』第73号,建築史学会,pp.72-93
2018年7月 小柏 典華
「近世滋賀院境内の復原的考察 運営組織と空間序列から」,
『日本建築学会計画系論文集』第83巻第749号,日本建築学会,
pp.1317-1324
2018年3月 辻 槙一郎
「近代能楽専用施設の観客席における領域区分の変容過程
靖國神社能楽堂の観客席の改修に着目して」,
『日本建築学会計画系論文集』第83巻第745号,日本建築学会,pp.535-542
2017年8月 小柏 典華,光井 渉
「近世滋賀院の運営組織と境内構成」,
『日本建築学会計画系論文集』第82巻第738号,日本建築学会,
pp.2063-2070
2017年5月 辻 槙一郎,光井 渉
「明治期における能楽専用施設の観客席空間
芝能楽堂の観客席における領域区分の生成について」,
『日本建築学会計画系論文集』第82巻第735号, 日本建築学会,
pp.1231-1237
2016年2月 大井 隆弘
「吉田五十八の住宅作品を通してみる近代住宅の表玄関
室名表記・内法装置・床面仕上・段差寸法の分析」,
『日本建築学会計画系論文集』第81巻第720号, 日本建築学会,pp.457-465
2015年9月 樫村 芙美,光井 渉
「設計競技応募案からみた1930年代における日本趣味建築の意匠的展開
「日本万国博覧会建国記念館設計競技」を中心として」,
『日本建築学会計画系論文集』第80巻第715号,日本建築学会,
pp.2101-2109
2014年10月 大井 隆弘
「吉田五十八の住宅作品を通してみる近代住宅の出入口
勝手口の減少および内玄関と勝手口の近接傾向について」,
『日本建築学会計画系論文集』第79巻第704号,日本建築学会,
pp.2299-2306
2014年3月 大井 隆弘,光井 渉
「吉田五十八の住宅作品を通してみる中上流住宅の起居様式
室名表記と接続方法に着目して」,
『日本建築学会計画系論文集』第79巻第697号,日本建築学会, pp.807-816
2012年3月 野村 正晴
「土地の異動変遷からみた丸ノ内地区の開発戦略
三菱財閥と丸ノ内地区開発 その3」,
『日本建築学会計画系論文集』第77巻第673号,日本建築学会, pp.739-747
2011年8月 野村 正晴
「震災補強工事による旧丸ノ内ビルヂングの建築計画の変化
三菱財閥と丸ノ内地区開発 その2」,
『日本建築学会計画系論文集』第76巻第666号,日本建築学会,
pp.1491-1497
2010年12月 野村 正晴,光井 渉
「丸ノ内地区における事務所建築の構造と収益性
三菱財閥と丸ノ内地区開発 その1」,
『日本建築学会計画系論文集』第75巻第658号,日本建築学会,
pp.2943-2951
2006年2月 木村 顕,光井 渉
「内法上の建築的装置に着目した<座敷列>に関する研究
: 断面情報による近世初期書院造の再検討 その1」,
『日本建築学会計画系論文集』第71巻第600号,日本建築学会, pp.179-184
問い合わせ
〒110-8714
東京都台東区上野公園12-8
東京藝術大学美術学部 総合工房棟4F
建築科 建築理論第一研究室
mail date.kazuho☒fa.geidai.ac.jp
☒は@に置き換えてください
担当:伊達(建築科・教育研究助手)